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大人に多い耳の病気

慢性中耳炎

過去に患った中耳炎により鼓膜に穴が開き、時おり耳だれを繰り返すことがあります。
この場合徐々に難聴が進行する場合がありますので鼓膜形成術などの手術を行います。

真珠腫性中耳炎

外耳道の皮フが中耳腔から頭蓋骨内へ侵入し、めまいや顔面神経麻痺などを起こすこともあるため発見しだい速やかに手術することが望まれます。

突発性難聴

ある日突然に片方の耳が聞こえにくくなり、耳鳴りや耳閉感によって気付いたりめまいを伴うこともあります。
まれに両側にも起こります。治療開始の早さにより治りも影響されますので即ちに耳鼻科を受診することが大切です。

騒音性難聴

金属性の騒音の大きい職場で働いたり、反復して高音刺激を受け続けると一定の周波数の部位の感音性難聴が起こる場合があります。
ヘッドホンで大音量の音楽を聴き続けたり、ロックコンサートなどのスピーカー音などにより音響障害性難聴を起こすこともあります。

航空性中耳炎

飛行機の下降時に大気圧が上昇することにより中耳腔と外気との圧力差によって中耳腔に炎症が起こり、耳痛や耳閉感を感じます。
通常あくびや耳抜きによって解消されない場合、貯留液がたまって中耳炎になります。スキューバダイビングの潜水時にも耳抜きが適正に行われないと同様の現象が起こります。

めまい

めまいは自分の身体と周囲との空間識が乱れ、運動感、不安感、不快感を伴う自覚症状と定義されます。

メニエール病

突然グルグルまわるめまいが起こり、片方の耳に耳鳴りや難聴を伴う場合を言います。
内耳の内リンパ水腫が原因とされていますが、反復して起こりやすいのが厄介な点です。

良性発作性頭位めまい症(BPPV)

日常良く見られるめまいで頭の位置の変化によって、めまいが起こります。
耳石器の耳石がはがれることにより起こるといわれていますが、通常難聴や耳鳴りはありません。

耳性めまいはその他、突発性難聴や慢性、真珠腫性中耳炎、聴神経腫瘍などによっても起こります。

顔面神経麻痺

顔面神経は脳から出て内耳の近くを通り、耳下線を通って顔面に広がります。
原因不明の場合、ベル麻痺と言いますがヘルペスウイルスの感染により生じたものをハント症候群と呼びます。
大切な顔に後遺症を残さない様にするためにも早期の治療が必要です。

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